小さな興味が
“挑戦”へ
変わる場所。

KECの社員に入社理由を聞くと、
いろんな答えが返ってきます。
「家の近くだったから」「給料が良いと聞いたから」
「専攻や好きなことを活かせるから」…。
はじめから将来像を思い描けていて、
「なにをしたい？」という問いに明確に答えられる人はむしろ少数派です。
でも、社員みんなに共通していることが
一つあります。
日々の仕事で見つけた小さな興味が、自分を成長させるための“挑戦”へ変わっていくこと、
そして、「なにをしたい？」が
次第に見えてくることです。

興亜エレクトロニクス
（KEC）ってこんな会社

目立たなくても、
世界を動かす

KEC（興亜エレクトロニクス）は固定抵抗器メーカーです。「抵抗器」とは、電気を流れにくくすることで電気の量を制限し、電子回路を設計通りに動作させる電子部品のこと。「固定」とは、その制限する量が一定であるということ。小さな部品ですが、自動車や家電、AV機器、パソコンなど電気の流れる製品には必ず使われています。そして、世界中の電子回路で働いている部品なのに、南信州の田舎町に工場を持つ私たちしかつくっていない製品が数多くあります。

いま、私にできること

KECは従業員が300名ほどの会社です。同じ部署の中で、あるいは部署や年齢の違いを超えて人間関係の風通しがよく、コミュニケーションしやすい社風が培われてきました。先輩社員や上司は親しみやすく、若い社員の話にも耳を傾けてくれます。若手も正しいと思ったことをものおじせずに発言でき、職場内で意見が活発に交わされます。だから立場が違っても、お客様のためになること、品質のよい製品にすることを一人ひとりが考え、「いま、私にできること」に努めています。

福利厚生について

KECの社是は「どこよりも明るく楽しい職場をつくろう」です。信頼関係で築いたチームワークを大切に、皆が自分の力を出し切って働き、仕事の充実感を味わいつつ目標を達成できる職場、その成果を会社の発展や、個々の生活の安定につなげられる職場を目指します。だから会社は、社員の成長にとって必要な資格の取得を応援します。また、職場の誰かがお休みのときは他のメンバーがフォローし合う環境を整え、個々の事情に合わせた柔軟な働き方の選択も可能にしています。

南信州で働くこと

進学等でいったんふるさとを離れても、ご家庭の事情で、または自ら希望して地元に戻りたいと考える人、あるいは生まれ育ったのは別の土地でも、自然豊かな環境で暮らしたい、働きたいと考える人がたくさんいます。しかし、気になるのは、暮らしを立てていく収入を得る仕事がそこにあるかどうかです。そんなとき、「KECがあったから、迷うことなくふるさとへ帰ろうと思えた、南信州の田舎で暮らしていく決心がついた。」そう言ってもらえる存在であり続けます。

人材育成制度

「もっと成長したい」「新しいことに挑戦したい」と考える社員一人ひとりを応援したいから、
KECでは教育・研修制度を充実させています。新入社員研修をはじめ、各部門での専門教育や
コミュニケーション研修、さらには外部セミナーへの参加など、多角的に社員の成長を支援しており、
知識習得にとどまらず人間性の向上にも重点を置いているのが、当社の人材育成の特徴です。
自分を高めることに前向きな人が、安心して学べる環境が当社には整っています。

1. 自己啓発支援制度

   自主・自発的に自分を高めたいと社員が望めば、誰でも自由に通信教育を受講できます。また、修了者には受講費用の50％を会社が負担しています。

2. 部門内教育

   部署ごとに必要な知識やスキルを実務に即して学べるよう、先輩社員によるOJTや専門研修を実施しています。仲間と一緒に学びながら自然と成長できます。

3. 外部研修制度

   社外へ出て業界の最新情報や専門知識を学ぶことで視野が広がり、日々の業務にも新しい発見が生まれます。外部研修制度は社員の成長を支える大切な制度です。

4. 資格取得支援制度

   資格取得はスキルアップのための有効な手段のひとつ。業務に関連する資格を取得した社員には報奨金を支給しており、努力と成果をしっかり評価します。

キャリアモデルイメージ

先輩インタビュー

会社はどんな雰囲気ですか？

思っていた以上に楽しい

気さくな方が多くて、思っていた以上に楽しいです。職場の中でも、別のグループの人や、年齢、性別が違う人同士でも気軽にお話しができます。社員同士とても仲の良い会社だと思います。それから、もし上司がいつもピリピリしていたら、きっと働きにくいと思いますが、当社はそんなことはなく、いつも穏やかに部下の話に耳を傾けてくれます。

入社の決め手は？

福利厚生、資格支援の手厚さ

中学校時代の先輩が当社に就職していたのを知って興味を持ちました。そして、福利厚生がしっかりしていて、お給料もよくて、資格支援も手厚いのが決め手になりました。現在、深見イノベーションラボのQCグループに所属しています。社員14名の職場には目標とするあこがれの先輩もいて、仕事のことで分からないことがあれば、すぐに質問できるのがうれしいです。

仕事の内容は？

製品の規格測定をしています

QCグループの試験所でレイアウト試験を担当しています。製品の寸法が規格通りつくられているか計測する仕事です。QCグループには他にもさまざまな業務がありますが、その中でも試験所メンバーは、一通りの試験を経験できるようになっています。仕事の範囲が広げられると、キャリアアップにつながりますし、１人がいろんな業務を担当できれば、職場の誰かが休んでも他のメンバーで支え合えます。

職場環境はどうですか？

若手社員の意見を取り入れた、
働きやすい環境です

深見イノベーションラボはKECの中でも新しい拠点で、立ち上げの際若手社員の意見も取り入れて環境を整備しました。明るく合理的なオフィスレイアウト、池に面したウッドデッキ、カフェテリアコーナー、社員食堂に設けられた個人ブースなど、働きやすさにもリフレッシュにも配慮された環境になっています。

入社のきっかけは？

いろんなかたちの
地域貢献をする社風に共感

飯田市で生まれ育ち、東京の大学に進んだ私は、長男だったこともあり地元に戻って就職することにしました。KECは今で言う「持続可能な」地域をつくるためにできた会社で、今もいろんなかたちの地域貢献をしています。その社風が、地元に生活の根を下ろそうと考えた私の胸に刺さりました。

仕事の内容は？

不良品、クレームをゼロにする！

田上工場でQC（品質管理）の担当をしています。製造現場の皆さんも含め、私たちは不良品やお客様からのクレームをゼロにしようと取り組んでいます。私の役割は、品質に関するルールブックの作成や整備とともに、万一、不良品やトラブルが発生した場合の対応処置、原因究明、是正です。お客様から寄せられる品質に関する問い合わせへの対応もしています。

お客様と接して思うことは？

KECの製品は必要とされている

KECで製造している抵抗器には昔からある古いタイプの製品も含まれています。でも、新しい製品に置き換わることなく今も需要があって、世界中でいろんな電気製品に組み込まれています。お客様から「KECの製品は他には変えられない」と聞かされると、自分たちの製品とそれをつくる当社が必要とされていることがよく分かり、その期待に応えたいと思います。

これからの課題は？

製品の付加価値を高めていくこと

お客様から引き続きご注文をいただけるように製品の付加価値を高めていくことです。品質のさらなる向上もそのひとつで、QC担当の役割もますます重要になってきます。不良が出たとき矢面に立つのは、もちろん気乗りしません。でも、不良やトラブルの原因を突き止め、次の不良を防ぐための手を打てたときは、なんともいえない快感を覚えます。その感動を味わってもらう後輩を育てていくことも私の役割です。

仕事の内容は？

チーフとして
日程管理をしています

田上工場でMELFという製品のチーフとして、製造ラインの日程管理などにたずさわっています。田上工場ではこのMELF（面実装抵抗器）とCF（リード付き抵抗器）を製造していて、それぞれにチーフがいます。その上にラインリーダー、そして工場全体を管理するのがショップ長です。入社して３年目の2024年に当時のショップ長から「管理職をやってみないか？」と言われ、尊敬する上司のすすめだったので、チーフとして現場をみていく役目を引き受けました。

製造工程で学ぶことは？

現場を知ることが、
キャリアに生きる

入社後２年間はCFの塗装工程にいました。同期入社した７人のうち大卒は私を含めて３人でしたが、他の２人が間接部門だったのに対し、私が配属になったのは製造現場でした。戸惑いもあり、自分の将来像がうまく描けず、不安な気持ちでいたとき、当時の上司が「現場の知識や経験はきっとこの先のキャリアに生きるから」と言ってくれたことが、私の支えになっていました。

会社はどんな雰囲気ですか？

失敗も経験、
自分の答えは自分で見つける

失敗を恐れない空気があります。失敗をしても、次に向かって挑戦できる空気です。私は以前、お客様への納期回答を誤り、工場の流れを悪くしてしまったことがありました。上司に相談すると「そんなことで落ち込むな」と肩を叩いてくれて、「これが正解じゃないけど」と改善のためのヒントをくれました。それは、失敗も経験にしながら、自分の答えを自分で見つけていけという上司の励ましでした。

今後のビジョンは？

リーダーになり、みんなが前向きに
業務できる環境づくりをします

チーフのひとつ上の管理職であるリーダーを目指します。家族のために年収を上げたいという気持ちに加えて、管理職としての責任感にやりがいを感じるようになったからです。私が入社して感じていた不安を当時の上司や先輩がぬぐってくれたように、今度は私がその立場に立って、現場で働く人が前向きに業務ができる環境をつくっていきたいと思います。

入社のきっかけは？

出身高との企業連携で
KECを知りました

飯田OIDE長姫高校の３年生だったとき、ピタゴラ装置のような機械設備をつくる課題研究授業に取り組んでいたとき、当時同校と連携企画をしていたKECから社員が学校へおもむいて技術指導をしてくれました。実際に動く機械が自分たちの手で完成したことに充実感を覚え、KECから「女性技術者がほしい」と言われて関心を持ちました。同じ高校の先輩が当社に入社していたことも大きかったです。

仕事の内容は？

製造設備の設計開発、管理

深見イノベーションラボにある設備技術グループで働いています。工場で使われる製造設備の設計開発、管理が主な仕事です。設備技術グループは社員10人ほどの職場で、機械系の人と電気系の人に別れていて、私は今、機械系の仕事を勉強中です。工業系の高校を出たとはいえ、ほぼ素人の私に先輩方は丁寧に指導してくれます。電気系の仕事にも興味はありますが、まずは、今の仕事を極めてみたいです。

工場設備の役割とは？

当社製品の品質を
担保しています

優れた品質の製品を生み出すために、さまざま部門の人がそれぞれの立場で日々の業務に向き合っています。私たちも当社製品の品質を担保するため、不良が出ない設備をつくることを目標にチームがひとつになって取り組んでいます。人数の少ない職場ですし、若手の私でもやりたいことがあればやらせてもらえます。やる気さえあれば誰もが活躍できるはずです。

後輩にもこの会社を勧めますか？

はい！長期的に働ける会社です

はい。福利厚生がしっかりしていて、たとえば子育てに忙しい社員に対して勤務時間の配慮をしてくれます。私自身、今後のことを考えても、長期的に働ける会社だと思っています。設備技術グループには今、女性が私１人だけなので、女性の技術者がもっと増えていくことを期待しています。

興亜エレクトロニクスが南信州で目指す未来

KECのふるさと　南信州には、
ここに暮らす人々の手でずっと守られてきた
田んぼや畑づくり、
四季の風景、お祭りなどの
文化といった宝物がたくさんあります。
それらを未来へつないでいくために、まずは地域経済の基盤をつくろうとこの会社ができました。
そんな創業の精神を進化させ、地域社会の活性化により一層貢献することで、
私たちは地元にとって欠かせない存在であり続けます。
同時に、環境への配慮、人材育成、技術革新
などさまざまな取組みを通じて、
次世代に誇れる企業づくりを進めます。
私たちと一緒に、地域の未来、
そして自分自身の未来を切り開いていきましょう。

募集要項

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